
男性の悩みで多いのが薄毛です。個人差はありますが、早い方は20代から髪の毛が薄くなり始めます。薄毛や抜け毛は早めに適切な治療を始めることで、すこやかな髪の毛を保つことが可能となります。間違ったケアは良くありません。
薄毛の悩みは、専門科のある病院に相談するのが一番です。名古屋で薄毛治療をしたいと考えている方は、どこに薄毛治療の受けられる病院があるかチェックし、良い専門医を見つけましょう。
薄毛の悩みは病院に相談を

髪の毛は常に生え変わっており、1日に100本程度は髪が抜けても問題ないものとされています。髪の生えかわりが正常な人は、髪の毛が抜けても正常なサイクルですこやかな髪の毛が生えてくるので、薄毛になることはありません。
しかし、新しい髪の毛の発育が遅くなると、髪の毛の生え変わりが間に合わず、髪の抜けた部分が次第に目立つようになります。薄毛は、何らかの原因で男女ともに起こる現象ですが、男性ホルモンの影響をうけやすく、女性より男性に多いのが特徴です。
一般的には加齢と共に抜け毛や薄毛が起こりやすく、男性だと早い人で20代前半から薄毛に悩むケースもみられます。しかし、薄毛は適切なケアを行わずそのまま放置しておくと進行してしまう可能性があるため、早めに原因を見つけ、その原因や症状に合わせた対処をおこなうことが大切です。
間違った情報をうのみにして不適切なケアをおこなうと、薄毛が改善されなかったり、費用の無駄づかいをしたりして後悔することになりかねません。「抜け毛が増えてきたな」「以前に比べ、地肌が目立ってきた」と感じるようになったら、病院を受診しましょう。
専門医のもとで適切な治療を早く始めることが、薄毛改善の近道になるのです。
薄毛は仕方ない?薄毛の起こる原因とは
薄毛治療の目的は、発毛のサイクルを整え、すこやかな髪の毛の成長を促進させることです。そして、薄毛が起こる原因によって対処は異なります。
薄毛は加齢や遺伝が原因で起こりやすいのですが、必ずしもそうとは限りません。薄毛の原因は、加齢、AGA(男性型脱毛症)、円形脱毛症、そのほか皮膚や内臓の疾患が原因で起こるものがあります。薄毛に多いのは、やはり加齢によるものです。
加齢によって髪の毛のもとになる「毛包幹細胞」が徐々に失われるため、新しい髪の毛が生えにくくなっていきます。また加齢による血行不良や、長年の生活習慣で受ける頭皮のダメージ(紫外線、ヘルメットをかぶる、パーマなど)の蓄積も抜け毛に関係します。
これは男性だけではなく女性にも起こるのが特徴です。一方、男性特有の薄毛で多いのがAGA(男性型脱毛症)です。これは、男性ホルモンの作用が頭髪に良くない作用を起こすようになり、進行性の薄毛を引き起こす現象です。
そのほか、自己免疫疾患で部分的な抜けが起こる円形脱毛症、皮膚の炎症によってその部分の髪の毛が発育をさまたげられるケース、内分泌系の病気が原因で脱毛や薄毛を併発するケースなどがあります。間違ったケアや生活習慣が原因で薄毛が起きている場合は、自身で髪の毛に良くないケアや生活習慣をやめれば、発毛のサイクルを正常に戻し薄毛の進行を抑えることは可能になります。
もし若い方で少し髪の毛が気になる程度なら、市販の薬用シャンプーや養毛剤で改善されることもあるでしょう。一方、からだに原因がある場合は、皮膚科や内科などで検査や治療を受けなければ、薄毛は改善されません。自己判断で薄毛の原因を決めてしまうと、本当の薄毛の原因を見逃し、髪の毛やからだの健康を損ねてしまう可能性が出てくるので、注意が必要です。
薄毛の悩みが大きくなってきたら、早く薄毛の原因を突きとめるためにも、年齢に関係なく専門家に相談したほうが良いでしょう。
男性の薄毛にもっと多い「AGA」は病院で治せる?
30~40代の男性の薄毛の悩みで多いのがAGAです。AGAの原因は男性ホルモンの作用ですが、家系の影響が大きいことが知られています。祖父や父などが薄毛だと、AGAの家系である可能性も考えられますね。その場合、男性は若いうちから薄毛が始まる可能性があるので、家族の薄毛については意識はしておいたほうが良さそうです。
ちなみに、AGAは男性ホルモンが頭皮の特定の部位にはたらくため、生え際がМ字型に後退する、頭頂部の髪が薄くなるのが大きな特徴です。後頭部は薄毛が起こりにくく、進行すると薄毛の範囲は全体に広がっていきます。
また、AGAに加齢性の薄毛を併発し、年齢を重ねるに伴い薄毛が加速する男性もいます。
ただ、AGAは遺伝性の薄毛とはいえ「生まれつきの体質だから」とあきらめる必要もありません。皮膚科や「脱毛症外来」などの病院を受診し、AGA治療を受けることで、薄毛の予防や改善に期待できます。ただ、進行が進んでからでは効果が出るのに時間がかかりやすくなるので、なんといっても早期に治療を始めるのがコツです。
病院ではどのような治療を行うのか
男性に多いAGAは、病院でどのような治療をおこなうのでしょうか。治療は、AGA治療薬の処方が中心となります。医療機関によっても異なりますが、主に、男性ホルモンにはたらきかけて脱毛を防ぐ内服薬と、発毛を促進させる薬をしばらく使い続ける治療が一般的です。
患者さんの症状の進行状況や薬の効き方にあわせ、これらの薬を組み合わせて治療を続けていきます。
そのほか、長く薬物療法を続けても効果が出にくい場合は、髪の毛がある後頭部などから髪の毛を移植する「自家植毛術」をおこなう場合もあります。ドクターと治療方針や予算についてよく相談したうえで治療を始めましょう。
薄毛は、ご本人にとってデリケートな問題になりやすいのですが、ぜひ恥ずかしがらずに受診しましょう。AGA治療のプロなので安心して相談できますし、診察は問診が中心でそれほど難しいものでもないので、ドクターに話を聞いてもらうだけでも「もっと早く相談すればよかった」と気持ちが楽になるはずですよ。
名古屋で薄毛治療をしている病院を探すなら
名古屋で薄毛治療を受けたいと考えている方は、治療内容、通いやすさ、口コミの評判などを参考にして、良い病院を探しましょう。名古屋市は愛知県の中でも医療機関が集まっており、皮膚科も探しやすいエリアです。特に名古屋市中区や名古屋駅前で、薄毛治療をおこなっている病院が見つけやすくなっています。
交通の利便性が良好なエリアなので通院もしやすいでしょう。AGA治療に力を入れている皮膚科も複数あるので、気になる病院がみつかったら、まずは気軽に問い合わせをしてみてください。